Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
儘(まゝ)で、それも髪結(かみゆい)さんが結ったのではない、自分で保(もち)のよいように結ったのへ埃(ごみ)が付いた上をコテ/\と油を付け、撫付(なでつ)けたのが又毀(こわ)れましたから鬢(びん)の毛が顔にかゝり、湯にも入らぬと見えて襟垢(えりあか)だらけで、素袷(すあわせ)一つに結(むすび)っ玉の幾つもある細帯に、焼穴(やけあな)だらけの前掛を締めて、穢(きた)ないとも何(なん)とも云いようのない姿(なり)だが、生れ付の品と愛敬があって見惚(みと)れるような女です。
文「美(い)い女だのう」
森「なぜ此の位(くれえ)な顔を持っていて、穢ない姿(なり)をしているでしょう、二月(つき)しばり位(ぐれえ)で妾(めかけ)にでも出たらば好(よ)さそうなものですなア」
文「姉さん心配しちゃアいけません、此処(ここ)は立花屋と云う料理屋で、私(わし)はつい此の近辺の者で浪島文治郎と云う者だが、お前が天神様の前に雪に悩んで倒れている所へ通り掛って、お助け申して来て、介抱した効(しるし)があって漸々(よう/\)気がついて私(わし)も悦ばしゅうございますが、決して心配をなさいますなよ」