Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

のだって、感心じゃアないか」

森「眼の悪いのなら多田(たゞ)の薬師が宜(よ)かろうに、天神様が眼に利きますかえ」

文「姉さん、お前さんが斯うしてお百度に出なさる間お父さんの看病は誰がしますか、お母(っか)さんでもありますかえ」

娘「いゝえ親一人子一人でございます、長い間の病気で薬代や何かの為に何もかも売り尽しまして、只今では雇人も置かれません故、親父を寝(ねか)しつけておいて一人で参ります」

文「それじゃ一人のお父さんを寝かしてお前一人で此処(こゝ)へ来るのかえ、そりゃア孝行が却(かえ)って不孝になる、お前の留守にどんな非常の事があるまいものでもない、若(も)し其の裏から火事でも出たらどうするえ、中々お前が余所(よそ)から駈付けても間にあうまい、其の時お長屋の方(かた)が我(わが)荷物は捨置き、お前のお父さんを助け出す人はなかろう、混雑の中だからどんな怪我がないものでもない、さすれば却って不孝になりますよ、神仏(かみほとけ)と云うものは家(うち)にいて拝んでも利益(りやく)のあるものだから、夜中に来てお百度を踏むのは止した