Classici giapponesi con furigana
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Leggi 江戸前の釣り (えどまえのつり) di 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 106.910 caratteri · 214 schermate
尿素の硫安であるから、アンモニアのにおいがする。硫安は黄色いものとばかり思っていたが、白色無臭ということも、このとき初めて知った。
寒中氷上のワカサギ釣りもサシを使うが、これはとくに紅ザシといって食紅でサシを染めて使う。現在では化学染料で赤く染めて売っている。水に長時間つけておいても色の落ちることはないが、もとは食紅を小皿に油でといて、その中へサシをまぶして染めたり、また食紅を砂糖でといて、これをサシに食わしてサシの腹の中から赤くしたり、たいへん手数をかけたものである。
このサシを小ビンに入れ、フタに空気抜きの小さな穴をいくつもあけて、オガクズと乾いた砂も入れて持って行く。氷上であるから外気にふれると、寒さでサシが動かなくなる。それでオーバーのポケットに入れておく。
口つきタバコの「朝日」を同じポケットに入れておき、一本取り出し、火をつけてすう。何やら口に飛び込んだ。タバコのゴミだと思って歯でかんでみると、プツンとつぶれてサシが出てきた。小ビンの穴から逃げ出したサシが、「朝日」の吸い口へはいり込んでいたものらしい。これはワカサギの餌を人間が食べたはなしである。