Classici giapponesi con furigana
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えどまえのつり
江戸前の釣り
三遊亭 金馬
Leggi 江戸前の釣り (えどまえのつり) di 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 106.910 caratteri · 214 schermate
よい仲を貸して不仲になろうよりいつもにこにこ笑う現金
これはなにも、商売上、金銭の貸し借りばかりではない。
江戸小ばなしに、金を借りようと思い、釣友のところへ行き、
「きょうはいますか」
「きょうはフナ釣りに参りました」
「して、いつごろお帰りです」
「わかりません」
「娘さんが見えないようですが」
「はい、あれも先日、世話する人がありまして嫁に参りました」
「して、いつごろお帰りですか」
うっかりすると、こんなことになる。
他人から釣り竿を借りて、そそうして折りでもしたら、金でつぐなえるものでもなし、自分の愛竿を人に貸して折られて気まずい思いをするのもあと口が悪い。ましてや、釣り道具ぐらいのことで兄弟げんかなどはしたくない。
次は二十一代雄略帝二十二年七月、丹波国余謝郡菅川村の住人、苗字を浦島、名を太郎という人。海釣りの帰りに大海亀を捕らえてわが家へ持ち帰り、晩酌の飲み残りを飲ませて、改めてもとの海へ放してやった。今でも漁師は、海亀をとらえると、「大漁の前徴だ」というので、酒を飲ませて放してやるしきたりがある。
しかし、あながちそうとばかりはいえない。戦争前、横浜に小さなベカ舟の手こぎで毎日沖を見まわり、海亀専門にとらえて商売にしていた男があった。