Classici giapponesi con furigana
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はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
Leggi 灰色の巨人/魔法博士 (はいいろのきょじん) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 156.085 caratteri · 312 schermate
「明智探偵だよ。わしが少年探偵団のバッジで、おびきよせたのだ。やっこさん、とうとう、やってきたな。だが、消えてしまったというのは、いったい、どうしたわけだ。くわしく話してみたまえ。」
そこで部下は、窓からとびだして、怪物を追っかけ、建物をひとまわりしたことを、くわしく報告しました。
「ばかめっ!」魔法博士は恐ろしい声で、どなりつけました。
「きみは、うまく、いっぱいくったのだ。明智は、きみがあけておいた窓から、先まわりをして、とびこんだにちがいない。あいつはすばしっこいやつだからな。すぐに、みんなを集めて、家の中をさがしなさい。あいつはきっと、どっかにかくれている。」
魔法博士にしかりつけられた部下は驚いて、部屋をとびだしていきました。二十人ほどの部下が、建物のあちこちに寝室をもっています。それを全部おこして、深夜の捜索がはじまったのです。
魔法博士のすみかは、地上の建物だけではなくて、広い地下室があります。岩でできた廊下が、迷路のようにつづいて、その中にインド魔術をやってみせたあの大きな洞窟や、ゾウが消えた大きな部屋や、小林君たちが通った巨大な人間の胎内くぐりや、いろいろな地底のしかけがあるのです。