Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ふくざわゆきち

福沢諭吉

高山 毅

Leggi 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) di 高山 毅 (たかやまつよし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.555 caratteri · 109 schermate

Aozora Bunko

わたしは、役人にならないで、ほんとうに自由で、ほんとうのひとりだちの生活とは、こういうものだと、せけんの人々に、ひろくみせてやりたいとおもうのだ。」

「いやに、役人をやっつけるじゃないか。まるで、ぼくに役人をやめさせようとしているみたいだ。」

「そんなことはない。きみは、それでいいんだ。きみの考えどおり役人になったんだからね。自分の考えどおりにものごとをおこなうのが、ほんとうに男らしい人間なんだ。わたしは、役人がきらいだから、役人にはならない。きみが役人になったのを、わたしがさんせいするように、きみは、わたしが役人にならないのをみとめてくれなくっちゃ、いけない。」

「なるほど、きみのりくつにあっては、まけだ。」

神田は、あきらめて、わらいながらかえっていきました。

こういった諭吉ですから、ある人が、諭吉のてがらをたたえて、政府がひょうしょうしなければならないといいますと、諭吉は、

「とんでもない。わたしは、自分がすきだから、塾をひらいたり、本をかいたりしてきたわけだ。それをほめるとか、むくいるとかいうのは、おかしい。とうふ屋がとうふをつくり、車屋が車をひくのと、おなじことではないか。