Classici giapponesi con furigana
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ひきょうのにちりんき
秘境の日輪旗
蘭 郁二郎
Leggi 秘境の日輪旗 (ひきょうのにちりんき) di 蘭 郁二郎 (らんいくじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 84.829 caratteri · 169 schermate
の学者やその子孫がいます。それらの人も一どこの国へ来れば、もう昔の国へは帰りたがらないのですね、私どもだっておなじことですよ、はっはっは」
「それで自動車のようなものまであるわけですね、その癖ちっとも音がしないでひっそりしていますが、あれは何か特別な構造を持っているんですか」
「ああ、あんなことはなんでもありません、自動車には騒音防止装置がしてありますし、この国の道路は全部ゴムで出来ているのですよ」
「飛行機だけはないようですが、それはどういうわけです、それに不思議なのは、僕も数回この上を飛んでいるはずですが、どうしても発見することが出来ませんでした」
「飛行機は必要を感じないから作らないまでです。それから、あなたが発見出来なかったとおっしゃるのは、光線幕というものを使って、上空から見えないようにしてあるからです」
「もう一つお伺いしますが、この国には王様がおられないのですか、それとも、私どもにはお会い下さらないのですか」
「いやいや王様などという者はおりません、あの日輪旗は私どもが日本人であることを示しています、日本人である以上、天子様以外にこの世界に王様はないのです」