Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
母「お前馬鹿な事ばかり云っている、私が此の娘を其様な処へ遣られるか遣られないか考えて見なよ、指を切られたら肝心な内職が出来ないじゃアないか、此の困る中で猶々困ります、遣られませんよ」
丹「成程是れはやれませんな、何う考えても」
千「あらまア、あんな事を云って、何方へも同じような挨拶をしては困るよ」
丹「へえ、是れは何方とも云えない、困ったねえ…じゃア斯うしましょう、私がの媼を何卒お頼ん申します、私がお嬢さまの代りに奉公に参りまして、私が其の給金を取りますから、お薬を買って下せえまし」
千「女でなければいけない、男は暴々しくて度々毀すから女に限るという事は知れて居るじゃアないか」
丹「然うだね、男じゃア毀すかも知れねえ、私等は何うも荒っぽくって、丼鉢を打毀したり、厚ぼってえ摺鉢を落して破った事もあるから、困ったものだアね」
千「お母さん、何卒やって下さいまし」
と幾度も繰返しての頼み、段々母を説附けまして丹治も道理に思ったから、
丹「そんならばお遣んなすった方が宜かろう」
と云われて、一旦母も拒みましたが、娘は肯かず、殊に丹治も倶々勧めますので、仕方がないと往生をしました。