Classici giapponesi con furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate
富「其処では話が出来ん、此方へ這入れ構わずずうっと這入れ」
縫「はい……毎度御贔屓さまを有難う……毎度御新造様には種々頂戴物を致しまして有難う存じます」
富「毎度面倒な事を頼んで、大分裁縫が巧いと云うので、大きに妻も悦んでいる、就ては忙しい中を態々呼んだのは他の事じゃアないが、此の払物の事だ」
縫「はい/\、誠に只お安うございまして、古着屋などからお取り遊ばすのと違って、出所も知れて居りますから上げました、途々もお定どんに伺いましたが、大層御意に入って、黄八丈は旦那様がお召に遊ばすと伺いましたが、少しお端手かも知れませんが、誠に宜いお色気でございます」
富「それじゃア話が出来んから此方へ這入れ」
縫「御免遊ばして……恐入ります」
富「茶を遣れよ」
縫「恐入ります……これは大層大きなお菓子でございますねえ」
富「それは上からの下されたので」
縫「へえ中々下々では斯ういう結構なお菓子を見る事は出来ません、頂戴致します、有難う存じます」
富「あゝ此の二枚の着物は何処から出たんだえ」
縫「そりゃアあの何でございます、私が極心安い人でございまして、その少し都合が悪いので払いたいと申して、はい私の極心安い