Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Leggi 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 189.935 caratteri · 379 schermate

Aozora Bunko

△「折を然う云ったっけが間に合わねえから、此の玉子焼に鰆の照焼は紙を敷いて、手拭に包み、猪口を二つばかり瞞かして往こう」

と皆逃支度をいたします。此方の浪人は屹度身を構えまして、

浪「いよ/\御勘弁相成んとあれば止むを得ざる事で、表へ出てお相手になろう」

とずいと提げ刀で立つと、他の者が之を見て。

○「泥棒ッ」

△「人殺しい/\」

と自分が斬られる訳ではないが、遽てゝ逃出すから、煙草盆を蹴散かす、土瓶を踏毀すものがあり、料理代を払って往く者は一人もありません、中に素早い者は料理番へ駈込んで鰆を三本担ぎ出す奴があります。彼の三人は真赤な顔をして、

甲「さ来い」

浪「然らばお相手は致しますが、宜くお心を静めて御覧じろ、さして御立腹のあるべき程の粗相でもないに、果合いに及んでは双方の恥辱になるが宜しいか」

乙「えゝ、やれ/\」

と何うしても肯きません、酒の上で気が立って居ります、一人が握拳を振って打掛るを早くも身をかわし、

浪「えい」

と逆に捻倒した手練を見ると、余の二人がばら/\/\と逃げました。前に倒れた奴が口惜しいから又起上って組附いて来る処を、拳を固めて脇腹の三枚目(芝居でいたす