Classici giapponesi con furigana
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めいしんかい
迷信解
井上 円了
Leggi 迷信解 (めいしんかい) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 48.601 caratteri · 96 schermate
あるいは禁厭といい、あるいは呪法というも、同一の意味である。今、その由来をたずぬるに、わが国にありては神代の時より起こると申すことじゃ。「神代の巻」に、「大己貴命が少彦名命と力をあわせ、心を一にして鳥獣昆虫の災害をはらわんために、すなわちその禁厭の法を定めたり」とある。また、古代には禁厭の職を設けられたることもあると聞きておる。されど、これひとり日本に起これるにあらず、シナにもインドにも古代より伝わりておる。また西洋にもあることなれど、余は他国を略し、日本のマジナイのみを述べようと思う。
古代にありて人知いまだ開けず、医術のいまだ進まざりしときにありては、禁厭、マジナイの諸法を用うるは、あえて怪しむに足らざれども、今日のごとき教育の普及し、医術の進歩せるに当たりて、なおマジナイによりて病気を医し、災難を避けんとするは、実に解し得られぬことである。民間にて用うるマジナイ中には、抱腹にたえざること多ければ、試みにその二、三を挙ぐるに、頭痛のマジナイに擂鉢をかぶりて、その上に灸を点ずれば治すといい、また一法には、京橋の欄干北側の中央なるギボウシを荒縄をもってくくり、頭痛の願掛けをなさば、その験あること神のごとしといい、夜中盗難を防ぐには、手洗い鉢を家の中にふせて置けばよしといい、猫の逃げたるときに、暦を取りて