Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

Leggi 金属人間 (きんぞくにんげん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 78.616 caratteri · 157 schermate

Aozora Bunko

そしてそのあとで、なにか蜂矢のほうで質問があれば、それに答えるといった。

それに対して蜂矢はつぎのことを聞いた。

「第二研究室の爆発が起こるまえ、針目博士が皆さんを案内して、その部屋にはいったときのことですがね、博士の態度に、なにか変ったことはありませんでしたか」

「さあ、かくべつ変ったということも――いや、ひとつあったよ」

と検事はぽんと手のひらをたたき、

「すっかりわすれていたが、いま思いだした。それはね、あの第二研究室にはいると、博士はきゅうにおとなしくなったんだ。その前までは博士は気が変ではないかと思ったほど、ごう慢な態度でわたしを叱りつけ、悪くいい、からみついてきた。しかるにあの第二研究室へはいると同時に、博士はまるで別人のように、おとなしい人物になってしまったのだ」

「ふーむ、それは興味ぶかいお話ですね。しかしどういうわけで、そんなに態度が一変したのでしょうか」

「それはわたしにはとけない謎だ」

「あなたはあの部屋へはいると、きゅうにはげしい頭痛におそわれたのでしたね」

「部屋へはいってすぐではなかった。すこしたってからだ。五分もしてからだと思う。