Classici giapponesi con furigana
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あおいふろしきづつみ
青い風呂敷包
大倉 燁子
Leggi 青い風呂敷包 (あおいふろしきづつみ) di 大倉 燁子 (おおくらてるこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 13.612 caratteri · 28 schermate
カフェー・ドラゴン
ところが、最近、百合ちゃんに吉川さんッて旦那様のあることが川口さんに知れ、またごたごたしているんです」
「川口は百合子を責めるそうだが、紹介者の初子には何にも言わないのかね?」
「言わないどころか、大変ですわ。この間もお店へ来て酔っぱらい、初子をのしちまうんだって暴れたんですよ。彼女は毒婦だ、悪党だって――」
「初子はどうしていた?」
「かくれていましたわ。初子さん、なかなか腕が凄いんですからね、また直きにうまく丸めッちまうでしょう」
「吉川も怒っているって云うじゃないか?」
「ええ、迚も怒っていますわ。昨夜も大喧嘩をして――」
「何? 大喧嘩をした? どこで?」
「お店でですわ」
「君はその場に居たのか?」と杉村は乗り出して、
「始めッから委しく話せ、どうして喧嘩になったのか、よく考えて、間違いのないように言うんだぞ」
美佐子は俯向いて、少時考えていたが、やがて徐ろに口をきった。
カフェー・ドラゴン
初子のはしゃいだ声がボックスを賑わしていた。美佐子はラウンド達を連れて彼女のお客へ挨拶へ出た。
そこへ夢丸というラウンドの一人が長い袖をひらひらさせながらやって来て、初子の耳に唇を寄せ、何か囁いた。