Classici giapponesi con furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Leggi 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.404 caratteri · 307 schermate
「アッ! 先生!」
小林少年が、かんだかい声で叫んで、その男にかけよりました。それは、おもいもよらぬ明智探偵だったのです。
怪老人も、それをさとりましたが、相手にピストルをつきつけられているので、どうすることもできません。
「おい、じいさん。その懐中電灯を、小林君にわたすんだ。」
小林少年が老人に近づくと、老人は、しかたなく、懐中電灯をわたしました。
「さあ、きみは、これを持って、あいつを、ねらっていたまえ。いま、おもしろいものを、見せてあげるからね。」
小林君は、いわれるままに、ピストルをうけとって、右手にかまえました。懐中電灯は、左手に持って、明智と、黄金豹と、怪老人とを、かわりばんこに、てらしているのです。
明智はまた、やさしく口ぶえを吹きました。すると、あの恐ろしい黄金豹が、まるで小犬のように、明智にからだをすりよせて、あまえるのです。明智はその豹の背中を、なでながら、説明しました。
「ぼくは、自動車をかくして、すぐにもどってきた。そして、あやしい男を尾行している、きみのあとから、森のなかへ、はいった。それから、きみたちの先まわりをして、西洋館のそばに、かくれていたのだ。