Classici giapponesi con furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Leggi 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.404 caratteri · 307 schermate
怪獣と二少年
怪獣も札たばも、煙のように消えうせてしまったのです。
怪獣と二少年
銀行事件のあくる日の夜、名探偵明智小五郎の少年助手で、また、少年探偵団の団長をつとめている小林芳雄君は、友だちの園田武夫君をたずねて、その勉強べやで、話をしていました。
園田君は中学一年生で、団員の中ではいちばんかしこくて、勇気のある少年でしたから、副団長にえらばれ、小林君の相談あいてになっているのでした。
園田君のおうちは、麹町六番町の、しずかなやしき町にあり、明智探偵事務所からも、そんなに遠くないのです。
園田君のおとうさんは、ある会社の重役で、そのおうちは、なかなか大きく、庭もひろびろとしていました。
園田君の勉強べやは、六じょうほどの洋室で、窓ぎわに机がおいてあり、そのガラス窓の外は、立木の多い広い庭になっているのです。
ふたりはいま、まぼろしの豹のことを、話していました。
「その白ひげのじいさんっていうのが、あやしいね。月夜のばんに中学生が見たという金色の豹は、屋根からとびおりて、町かどをまがると消えてしまった。そしてむこうから白ひげのじいさんが歩いてきたんだろう。それから、銀座の美術商から逃げだした豹は、築地の西洋館の塀の中へ、とびこんでいった。