Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
Leggi 黒船前後・志士と経済他十六篇 (くろふねぜんご) di 服部 之総 (はっとりしそう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 121.901 caratteri · 247 schermate
従前「教に係わったミカド」(『仏人モンブラン新説書』)すなわちヨーロッパにおけるローマ法王のごとく思惟され、安政条約が「帝国大日本大君」としての将軍との間に締結されたとき初度の英公使パークスによって「虚器を擁せる一個世伝の君主すなわち禁裡あり、この主は命令を出さず、また政を施さず」と報告された――尾佐竹猛氏『幕末外交物語』――朝廷は、「新時代」の国民的統一の現実の中心として、ここにはじめてブルジョア中のブルジョアたる英国の一エージェントによって、明確に予見されたのである。
オールコックはその翌年召還されて日本を去るに際し、大政維新の近きを本国に報告したというが、このときはモリソンの説を採用しえなかった。本国政府は翌一八六四年になってさえ依然幕府を支持すべしという指令を発しているのだ。尾佐竹氏の『幕末外交物語』によると生麦事件に関して英国議会では開戦は算盤に合わないといった趣旨の演説がなされている。そして鹿児島戦争も、本国の訓令によって、中途半端のままでやめられてしまった。こうしてとかく駐日公使の態度を非決定的なものにさせた本国の政策は、日本貿易における英国の大きな分前を思い合わせるとき、阿片戦争以来のシナでの苦い経験に基づいた平和的市場保全主義によるものであろうと、私は考える。