후리가나로 읽는 일본 고전
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それでもわたしはいく
それでも私は行く
織田 作之助
織田 作之助의 それでも私は行く(それでもわたしはいく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,708자 · 181화면
「どこか、住込みで家庭教師の出来る家はないでしょうか」
と頼んで置いた――そのことを想い出したからであった。
住込みの家庭教師になろうと思ったのは、もう先斗町の家にいたたまらなかったからである。酒と白粉と女と遊客――そんな家の雰囲気からのがれる為であった。自分の学資や食費や小遣いが結局芸妓の媚というものを道具に使って稼ぎ出される儲けの中から出ていると思うと、何かたまらなくて自分の力で学資や食費や小遣いを稼ごうとしたのである。
鶴雄だけではない、――いや鶴雄などはまだ良い方で、たいていの学生は新円生活に困っていて、内職に露店の古本屋を出したり、駅でキャンディーを売ったりする学生が多かったのだ。
ことに、弓子の姉の千枝子の哀れな話は、鶴雄に家を出て働く決心をいよいよ固めさせた。だから山吹教授を訪問してみようと、急に思い立ったのである……。
「もしかしたら、山吹先生はいい口を見つけて置いてくれたかも知れない」
そう呟きながら、鶴雄は三条通りの「三島亭」の横を寺町通りへ折れて行った。
「三島亭」は古い牛肉店で、戦争前は三高の学生たちがよくこの店でコンパを開いて、