후리가나로 읽는 일본 고전
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ほととぎす
ほととぎす
堀 辰雄
堀 辰雄의 ほととぎす을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,252자 · 60화면
と言って寄こされたぎりだった。それからその儘、私達はとうとう仲が絶えた形になった。
九月、十月とたち、早朝など蔀を上げて見出すと、川霧が一めんに立ちこめていて、山々は麓すら見えないようなこともあった。それほど寂しい、それほど佗しい住居に自分自身を見出すのが、私にはせめてもの気休めになった。その川を前にして果てしもなく拡がっている田の面には、ところどころに稲束が刈り干されていた。たまたま私達の許に訪れて来るような人でもあると、その青稲をそのまま馬に飼ってやっているのも、いかにもあわれが深かった。小鷹狩が好きなので、ときおり野へ出ては鷹を舞い上がらせたりしているものの、こんなところでもって一緒に暮らすようになった道綱は、まだ若いだけ、何んだかすべてが物足らなさそうに見えた。
そのままやがて冬になろうという頃、こちらではもうすっかり仲の絶えた気でいた殿の許から、突然、冬の着物を使いの者に持って来させて、これを仕立ててくれなどと言って来られた。「御文もありましたが、途中に落して来てしまいました」と使いの者がしきりに言い訣をしていたが、最初からそんなものはお持たせにならなかったのだろうと思われた。