후리가나로 읽는 일본 고전
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カキツバタいっかげん
カキツバタ一家言
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 カキツバタ一家言(カキツバタいっかげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,735자 · 11화면
浅沢小野乃加吉都播多衣爾須里着将衣日不知毛又同巻に かきつばた衣に摺つけますらをの服曾比猟する月は来にけりとありて 上古は今のごとく染汁を製りて衣服を染ることはなくて 榛の実或はすみれかきつばたなどの色よき物を衣に摺り着てあやをなせるなり 其摺着をまたかきつくともいひて是も巻七に 真鳥住卯手の神社の菅の実を衣に書付令服児欲得とあれば かきつばたは書付花也(はなとはたと通ふは上にいふがごとし) 着をつとのみいふも古語也 つきつくつけなどいふきもくもけも用言に添る言にて元来つの一言ぞ着の意なりける 船のつく所を津といふにて知るべし(以下省略)
右にてカキツバタの語原はよく解るであろう。
昭和八年六月四日に、私は広島文理科大学植物学教室の職員達と一緒に同校の学生を引き連れて植物実地指導のため、安芸の国山県郡八幡村におもむいた。この八幡村は同国西北隅の地でその西北は石見の国と界している。そしてこの村の田間の広い面積の地にカキツバタが一面に野生し、それがちょうど花のまっさかりな絶好の時期に出会った。私はつらつらそれを眺めているうちに、わが邦上古にその花を衣にすったということを思い浮かべたので、そこでさっそくにその花葩を摘み採り、試みに白のハンケチにすりつけてみたところ少しも濃淡なく一様に藤色に染んだので、さらに興