일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あるくこと

三好十郎の仕事 第三巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면

아오조라 문고

方式というよりも、ばかな猿が人のくれたラッキョウの皮をはいではいではぎ終ったら、中には何もなかったので悲鳴をあげて、それからは、どんなものを人がくれても、その中には何も入っていないと、はじめから思って皮をはぎはじめようと思うにいたったというようなことです。

最初から、なんの期待もなんの望みも持たないようにして、しかし、もしかするともしかして、その中に食えるものが、ごく僅かでもあるかもしれないとの、ほのかな希望だけは捨てきれないで、それをしてみようということなのです。じつにミジメな話です。しかし私にはそうしかできないのです。ですから私の抵抗論は、最悪のことを予想したうえでの、しかしながらごく微量の希望は捨てきれないままでの、臆病者の抵抗論です。

つぎに私の肉体の弱さのことを言っておかなければなりません。肉体の弱さといっても私の病弱のことではありません。精神が一度こうと決定したことをも、いざその場にのぞんで現実から本能的・衝動的に点火されれば、往々にして肉体はそれをうらぎって行動する。その肉体の弱さのことです。

理智が論理的に考えつめて生み出したテーゼをも、じっさいの現場にさらしたばあいに往々にして感情はそれをうらぎると言ってもよい。