후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうせいのぶんがくでんとう
中世の文学伝統
風巻 景次郎
風巻 景次郎의 中世の文学伝統(ちゅうせいのぶんがくでんとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,977자 · 230화면
二
だから、これから述べるところも、文学形式からいえば単なる中世短歌史であるといえるけれども、問題を取りあげる立場から見るならば、それはあくまで中世和歌史でなければならぬ。
註 和歌史として最もよいものは児山信一著『新講和歌史』。これは和歌史としてこれまで出たものの中では一ばん優れたものである。また右に述べたことの参考書としては折口信夫博士『古代研究』三冊、武田祐吉博士『国文学研究』三冊、西田直二郎博士『日本文化史序説』、高野辰之博士『日本歌謡史』等を推したい。いずれも名著の誉れの高いものである。
二
中世というのは鎌倉時代・吉野時代・室町時代そして安土桃山時代の始まるまでを包括して便宜的に使った名称である。この時代は平安時代の伝統を承け継いで、全く京都の宮廷を中心にした公家の間に和歌の伝統が流れる時代である。近世の江戸時代になると、京都の公家の和歌はいわゆる堂上家の歌といわれて、幾分旧式のように見られ庶民の間に新しい和歌の流れが根を張ってくる。大体この庶民階級に和歌熱が生れてくる以前が中世の下限という位に見て扱おうと思う。
さてこの時代の和歌の根本的特質は、それが唯一の日本文学の伝統であったということである。