후리가나로 읽는 일본 고전
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かかこうしゅ
中国の怪談(二)
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 中国の怪談(二)(かかこうしゅ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,926자 · 225화면
女ははにかみをやめて、長い袖をまくり、孔生の榻に寄って往って診察した。そして、診察する女の手が孔生の手に触れた時ほんのりと佳い匂いがしたが、それは蘭の匂いにもまさるように思われた。女は笑って言った。
「いい、心脈が動いています、危険ですがなおります、ただ腫物がはりきっていますから、皮を切って肉を削らなくちゃいけません」
そこで臂にはめていた金釧をぬいて腫物の上に置き、そろそろと押しつけるように揉んでいると、腫物は高く一寸ばかりも金釧の中へもりあがってきた。そして根際になったところも尽く内へ入って、前の盆のように濶かった腫物とは思われなかった。そこで羅の小帯から佩刀をぬいた。その刀は紙よりも薄かった。そして、一方の手に金釧を持ち、一方の手で刀をにぎって、かろがろと根のつけもとから切った。紫色の血が溢れ出て榻の上も牀もよごしてしまった。孔生は女の美しい姿が自分にぴったりと倚りそうているのがうれしくて、治療の痛みもおぼえないばかりでなく、その治療が速やかに竣って少女が傍にいなくなるのを恐れていた。間もなく女は腐った肉を切りとったが、その形は円くて樹の瘤のようであった。