일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면

아오조라 문고

その心境をうたった「いねがての云々」という歌を、私の本の絵に賛をしてくれたが、その絵は誰か持って行ってしまったので、歌は今思い出せない。

前人未踏の新しい着想、しかも現実にわれわれの眼前にあるすべての物質の、最も深いところに秘められている法則である。それは最高の詩人だけに時折その片鱗を見せるあの天の啓示のように、時々ひらりとかすかな光を見せる。しかしそれを捕えようとすれば、既にあとかたもない。未生以前の記憶をよび起そうと努力するような、やるせない苦しみである。湯川さんは、毎晩のように、こういう気持を、身をもって味わったのであろう。何度も何度も、この啓示をつかまえたと思っては、翌朝はがっかりする。そういうことをくり返した末最後に、遂にその本態をしっかりと捕えたのである。新聞では「湯川博士は、中間子の理論を、床の中で発見した」というが、御本人にしてみたら、そんな生やさしい話ではなかろう。

こういう話のあった頃から、既に十数年を経過した。終戦後は、湯川さんも科学再建と文化復興には、相当悩まされたことであろう。しかし英文の専門誌『理論物理学の進歩』を発刊し、同じ専門の若い人たちともよく協力して、中間子の理論は、大いに進歩したようである。