일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第六巻(「もくせい」ごうのなぞ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,784자 · 269화면

아오조라 문고

後白河天皇の天福元年、伊藤豊前守忠綱という人があって、この山にこもり、穀食を断って祈願をこらし、大自在力を得て、二百年余を生き、応永七年足利義持の時に死んだという。これが飯綱の法の初まりで、その子盛綱も同じく法力を得て奇験を現わし、以後代々飯綱の千日家として、日本における魔法の本家となった。

この飯綱の法は、足利の末期から応仁の乱の時代にかけて、大いに流行したものらしく、その頃の歴史上の人物の中にも、飯綱の法を修した人が二、三ある。その一人は、応仁の乱の一方の旗頭、細川勝元の子、政元である。政元は乱世に処して二度も京都管領になり、足利将軍の廃立をしたり、諸方に戦ったりした人であるが、日常は厳粛な飯綱修験者の生活をなし、種々の不思議を現わした。「京管領細川右京太夫政元は四十歳の比まで女人禁制にて、魔法飯綱の法愛宕の法を行い、さながら出家の如く、山伏の如し、或時は経を読み、陀羅尼をへんしければ、見る人身の毛もよだちける」という生活であったという。この政元は一族内の争いのために、四十二歳で不慮の死を遂げた。魔法がどの程度まで修熟したかは分っていない。

ところで政元の後に、もっと面白いそして立派な人で、飯綱の法を修した人がある。