일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふたつのにわ

二つの庭

宮本 百合子

宮本 百合子의 二つの庭(ふたつのにわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,492자 · 389화면

아오조라 문고

「そうですか、では、たしかでしょうね」

蕗子は分別らしくきいていた表情を次第にゆるめて、もちまえのゆったりした善良な顔になり、

「いいこと!」

十分の羨望をあらわして、伸子の肩へ自分の肩をうちあてるようにした。

「でも――どういうことになるのかしら」

伸子は、うれしさとあてどなさのまじった顔つきでいった。

「なにしろ、これじゃあね」

草色の表紙を開かれているベルリッツの「外国人のためのロシア語」は、そこに「停車場で」という見出しの頁をあけ、われわれは、赤帽をよばなければなりません、というような単純なことを教えているのであった。

「ともかく、いっていらっしゃいませ」

首をかしげた蕗子の、ぽってりとして若い顔の上を、ほほ笑みと涙とが瞬間に交錯して走りすぎた。

「二三年でしょう?――そのうちには、わたしもしっかり勉強して、役に立つようになっていますからね」

蕗子は、素子が勉強した大学の露文科へ入学することにきまっていた。

「あなたは心配ないさ。それだけ真面目にやっていれば、大丈夫ものになりますよ、ワーリャさんも熱心だってほめているもの」

「…………」

蕗子は、伸子たちがいなくなってからの自分の生活の思いにとらえられたように、細い青桐の葉が茶色になっている隣家の生垣の方へ目をやっていたが、小声のひとりごとのように、