일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごべんのつばき

五瓣の椿

山本 周五郎

山本 周五郎의 五瓣の椿(ごべんのつばき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 149,721자 · 296화면

아오조라 문고

亀戸の寮のことから、屋形船の佐吉のことまでは、もうおしらべ済みでございましょう。わたくしは父の遺してくれた八百両あまりの金で家を借り、小女を雇ってくらしながら、母とかかわりのあった男たちのことをさぐりました。その消息を知っていたのが佐吉で、男の数は八人余でしたが、そのうちどうしても、罪をつぐなわせたい者だけ五人選んだのです。

――この世には御定法で罰することのできない罪がある。

いつかこういうことを書いたのを、お読みになったと思います。あれを書いたときは本当にそう信じていたのです、生みの母を殺し生みの父を殺し、見知らぬ男を五人も殺すというのは、「御定法」では罰することができず、しかも人間としては赦しがたい罪である、ということを信じなければできないことだったと思います。

告白の文章はここで跡切れ、あとは墨の色も新らしく、走り書きで、次のように続いていた。

――わたくしは生みの父を殺しませんでした。

殺せなかったのではなく、「殺さなかった」のである。自分が彼のじつの娘であること、母をふくめて六人を殺したこと、これから自首して出るが、そのときは詳しい理由と、自分が不義の子であり、じつの父は日本橋よろず町の「丸梅」