일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくとはどんなものか

俳句とはどんなものか

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句とはどんなものか(はいくとはどんなものか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,046자 · 99화면

아오조라 문고

初音というと鶯それ自身の初音のように解されますが、それは聴く人の側にとっての初音であります。私が今年初めて鶯の啼声を聴いたらそれが私にとっての初音であります。この句も其角がある年初めて鶯の初音を聴いた、その時鶯は尾を空様に足は枝を踏まえて身を逆様にして啼いたというのであります。

俳句は和歌を父母として生まれたのでやはり初音という言葉のうちに賞翫の意味が伝わっているということをただいま申しましたが、しかしそれと同時に俳句には和歌にみることのできなかったある特色が加わってきています。たとえば和歌にあっては

浅みどり春立つ空に鶯の初音をまたぬ人はあらじな

というように、初音を聴いた時の心の喜びを主として表しておりますが、

この其角の句にあっては、その喜びは客として――和歌ほどに重きをおかないで――その初音を啼く時の目に見た形の客観的描写を主としております。(17)

すなわちこの句を読んだ場合は画家が描いた身を逆様にして木にとまっている鶯の形を想像し得るまでにその形の方を主として描いているのであります。この点は前章において、恋歌と恋句とを比較して恋歌は恋についての感情を直叙し、恋句は感情を表すと同時に事実を叙しているということを申し上げたその比較と同一の結論に到着するのであります。