일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅっけとそのでし

出家とその弟子

倉田 百三

倉田 百三의 出家とその弟子(しゅっけとそのでし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,812자 · 248화면

아오조라 문고

人生の愛とかなしみとに対するあくがれがあった。話せば取り合われないか、あるいは軽蔑されるかだから、私はその心持ちをひとりで胸の内に守っていた。そのさびしさは私の心の内でだんだんとひとには知れずに育って行った。私がいよいよ山を下る前ごろにはそのさびしさで破産しそうな気がしたくらいだったよ。

唯円 お師匠様。私はこのごろなんだかさびしい気がしてならないのです。時々ぼんやりいたします。きょうもここに立って通る人を見ていたらひとりでに涙が出て来ました。

親鸞 (唯円の顔を見る)そうだろう。(間)お前は感じやすいからな。

唯円 何も別にこれと言って原因はないのです。しかしさびしいような、悲しいような気がするのです。時々は泣けるだけ泣きたいような気がするのです。永蓮殿はからだが弱いせいだろうと言われます。私もそうだろうかとも思うのです。けれどもそうばかりでもないように思われます。私は自分の心が自分でわかりません。私はさびしくてもいいのでしょうか。

親鸞 さびしいのがほんとうだよ。さびしい時にはさびしがるよりしかたはないのだ。

唯円 今にさびしくなくなりましょうか。

親鸞 どうだかね。