후리가나로 읽는 일본 고전
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はんせいのぶんがくげんじものがたり
反省の文学源氏物語
折口 信夫
折口 信夫의 反省の文学源氏物語(はんせいのぶんがくげんじものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,037자 · 16화면
源氏がいけない事をする。それに対して十分後悔はしているが、それを償う事は出来ないで、心の底に暗いわだかまりとなって残っている。所が時経て後、其と同じ傾向の事を、源氏が他人からされることになって来る。譬えば、源氏が若い頃犯した恋愛の上の過ちが、初老になる頃、其最若い愛人の上に同じ形で起って来る。源氏は今更のように、身にしみて己の過ちを省みなければならぬのである。内からの反省と外からの刺戟と、ここに二重の贖罪が行われて来ねばならぬ訣である。此様に、何か別の力が、外から源氏に深い反省を迫っている様に感じられる書き方が、他の部分にも示されている。源氏が、権勢の上の敵人とも言うべき致仕太政大臣の娘を自分の子として、宮廷に進めようとする。其時になって、此二人の後備えとも言うべき貴族に、途から奪取せられてしまう。こう言う場合、此小説の書き方が、極めて深刻であり、其だけにまた、強い迫力をもって来る。
近代の小説家の中にも、其程深いものを持っている訣ではないが、小説として書かれたものを見ると、相当に高い精神を持ったものを書くことの出来る人がないではない。其は其人が書いているうちに、其人の実際持っているもの以上に、表現に伴うて出る力があって、ぐんぐんと出て来るのである。