후리가나로 읽는 일본 고전
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どうきょにんかふう
同居人荷風
小西 茂也
小西 茂也의 同居人荷風(どうきょにんかふう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,026자 · 17화면
九月廿日。利根川決壊のため江戸川区洪水。先生珍らしく朝早く起き、ビール瓶のなかに米をいれて搗きおれり。先生ピアノを昔稽古したるよし。ジャズは力強くてよろしといい、わが国の歌では「勝って来るぞと勇ましく」が亡国調ありて、軍歌のなかでは一番によしと申さる。
九月廿一日。先生わざわざ小岩まで洪水見物に赴かる。小説家は弥次馬根性を出し何でも見なければならぬと申され、明治四十三年向島大洪水の話を聞く。
九月廿四日。先生、朝、市川警察署に行き、盗まれし本の一部を持ち帰る。重かりしと見え、唐草の大風呂敷に本十数冊を包んで背負って帰って来られし恰好、何ともいえず滑稽なりき。O家では警察の呼出しにも拘らず出頭せずと。
九月廿五日。洪水のため東京と連絡切れたり。従って郵便もなく来客もなし。先生せいせいすると言いながらも、話相手なくちと淋しそうなり。曰く近頃の女は妙にぶくぶく肥っている。昔の女は五体を露出せぬゆえなかなか品があった。着やせといって裸かにしてみると肥っているのが女はよく、近頃の女は一緒に寝ても味がなかろう。僕は風呂屋へ行くと必ず女湯の方をのぞいてくる。