후리가나로 읽는 일본 고전
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ごじんのぶんめいうんどう
吾人の文明運動
大隈 重信
大隈 重信의 吾人の文明運動(ごじんのぶんめいうんどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,061자 · 13화면
その時に露西亜は盛んな宗教国であるから、御寺では神に祈祷をし、軍隊の前には十字架を以て和尚達が臨んで祈祷した。彼等軍隊の上には神が宿っている、悪魔には容易く勝つ、帰ったら勲章を貰う、褒美を貰う、神の下に銃砲の弾丸は中らぬと思っていた。しかし神は間違った思想に保護を与えぬ。却って日本の銃砲が能く中る。向うの銃砲の弾丸は少しも中らぬ。そこであの時は一度誤ったが、どうしてなかなかまだ今度の独逸の如き力とはよほど違っていた。露国も独逸に欺かれたため、真に露国人に愛国心が起って日本を敵としなくなった。戦い半ばに於て過てるということを悟ったのである。
ところが今度の戦争は民族的の戦争で急に恨みが解けぬ。この戦いは長く続くのである。而して独露だけではない。日耳曼スラブニックの戦いばかりでない。日耳曼とアングロサクソン、羅甸を代表する仏蘭西、あるいは東洋の一部及び土耳其人も参加している。まだ範囲は広まるかも知れぬ。印度からマホメットにも飛火しそうになった。大規模の世界の大戦争――亜米利加がこの範囲から免れているが、知らず、他日如何になり行くか。亜米利加の軍備大拡張を見ると、あるいはこの戦争の渦中に投ぜぬともいえない。