후리가나로 읽는 일본 고전
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ちちゅうま
地中魔
海野 十三
海野 十三의 地中魔(ちちゅうま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,599자 · 50화면
「それは勿論ですとも。しかし先刻機関長をお連れになりましたね」
「なに、先刻とはいつです」サッと課長の顔は青ざめた。
「先刻港外へ水上署の汽艇をおよこしになったじゃありませんか。そして取調べがあるからといって機関長だけを……」
「ばッばかなッ」皆まで聞かず大江山課長は怒鳴った。「その機関長の室へ、直ぐ案内するのだ」
矢のように機関長室へ駈けこんだ課長は、三分と経たない間に、又矢のように甲板へ飛び出して来た。
「彼奴の指紋ばかりだ。機関長に化けていたのが岩だッ」
そのとき、一人の船員が叫んだ。「あれッ、あすこへ先刻の汽艇が行きますよ」
消えた機関長
「どこだ、どこだ」
大江山課長は双眼鏡を借りて指さされた遥か彼方の海上を見た。なるほど水上署の旗を翻した一艘の汽艇が矢のように沖合を逃げてゆく。
「あッ!」課長は舷から乗り出さんばかりにして叫んだ。「いるぞ。機関長の姿をした奴が見える。よしッ、追跡だッ」
壮烈な海上追跡が始った。逃げる汽艇は東京の方へ進んでゆく様子に見えた。しかし課長がこんなこともあろうかと選定して置いた快速のモーターボートは、遂に目指す汽艇へ追いついた。