후리가나로 읽는 일본 고전
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ちちゅうま
地中魔
海野 十三
海野 十三의 地中魔(ちちゅうま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,599자 · 50화면
空には警備飛行機が飛び交い、水中には水上署が秘蔵している潜航艇が出動した。空、陸、海上、海底の四段構えで、それこそ針でついたほどの隙もなく二重三重に守られた。
大江山捜査課長は部下を率いて、横浜埠頭へ出張した。
「フネデトウキョウヘカエッテクルゾ……東京へ帰るというからには、芝浦へ着くのか、それとも横浜に着いて東京へ入るのか」
課長は大いに迷った。しかし愚図愚図することは許されない。係員を半分にわけ、一隊は芝浦港へ、一隊は横浜港へ。そして課長自身は信ずるところあって横浜へ――。
さて今や、当日たった一艘入港する外国帰りの汽船コレヤ丸が港外に巨影を現した。
コレヤ丸入港
米国がえりのコレヤ丸は、疲れ切った船体を、港内の四号錨地へ停めた。
停まるを遅しと一艘のモーターボートが横づけになった。ドヤドヤと梯子を上る一行の先頭に、大江山捜査課長の姿があった。
「やあ御苦労さまです」と船長が迎えた。
「無線で命令したことは御承知でしょうな」と捜査課長は鋭くいった。
「はい。船客は一人も降りていません」
その言葉を課長は聞咎めた。
「船客だけじゃない、船員もですよ」