후리가나로 읽는 일본 고전
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ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
海野 十三의 地球発狂事件(ちきゅうはっきょうじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,306자 · 173화면
ここはいわゆる海嶺というところらしく、ゆるやかな起伏のある丘をなしていて、歩くたびに海底の軟泥は煙のようにまいあがる。
博士の助手の一人は、超音波の装置を胸にかけて、前方を、この聴こえない音波で摸索している。
二人の護衛は、最前列に出て左右を確かめつつしずかにあるいている。
ホーテンス記者と水戸記者はワーナー博士のすぐ後ろにぴったり寄り添うようにして歩いている。博士の右隣には、博士の信任の篤いオーキー学士が、水中電話機を背負って、たえず水面に待機している掃海艇サンキス号と電話で連絡をとっている。そのオーキー学士の声が海水を伝わって水戸記者の耳にもよく入る。
「……一行異常なし。針路を南西にとっている。軟泥と海藻の棒だ。前方に何があるか、見当がつかない……」
オーキー学士はしきりに喋っている。
ワーナー博士の方は、点々として、ゆるやかな歩調で歩いていく、一群幾千とも知れぬ扁平な魚の群が、無遠慮に前方を横ぎり、そしていずれへともなく姿を消す。
昆布の林を一つ、ようようにして通抜け、ひろびろとした台地のようなところへ出た。ワーナー博士は、さっと手をあげ、合図の笛を吹いて一同に「停れ」