후리가나로 읽는 일본 고전
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 塔上の奇術師/鉄人Q(とうじょうのきじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 151,766자 · 303화면
さすがの小林少年も、あまりのおそろしさに、からだが、ふるえてきました。
そのとき、また、ポケット小僧が、小林君の手をひっぱって、足の方を見よという合図をしました。
小林君は、床を見おろしました。
すると、フワーッと、からだが宙に浮いたような、たかいたかいがけの上から、とびおりたような、なんともいえない、みょうな気持になって、心臓がのどのへんまでおしあがってくるように感じました。
ごらんなさい。足の下には、床板がなくて、そこしれぬ深さの中に、やっぱり何千人という一つ目小僧どもが、まっすぐに立ったり、さかだちをしたりして、ウジャウジャと、むらがっているではありませんか。
クラクラッと、目まいがしました。そして、ふっと上を向いたのです。てんじょうは、どうなっているのだろうと、思ったからです。
ああ、思ったとおりです。そこも、無限の空にまで、つづいて、やはり何千人という一つ目小僧が、顔を下に向けて、さかだちしたり、まっすぐに立ったりして、見通しのきかぬ上の方まで、むらがっているではありませんか。
小林君とポケット小僧は、またうずくまってしまいました。
ひどく息苦しいので、顔に手をやってみると、大きな仮面をかぶっていることが、わかりました。