후리가나로 읽는 일본 고전
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とうじょうのきじゅつし
塔上の奇術師/鉄人Q
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 塔上の奇術師/鉄人Q(とうじょうのきじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 151,766자 · 303화면
きみょうなうたがい
きみょうなうたがい
夜ふけでしたが、小林少年は、自動車をとばしてやってきました。そして淡谷さんと相談したうえ、宝石は、銀行へあずけないで、このまま書斎の金庫の中におくこと、書斎には淡谷さんをはじめ、うちの人や小林少年がたえず見はりをつづけること、そのほかに、警視庁の中村警部にたのんで、三人の刑事に来てもらい、淡谷邸の内外を見はってもらうことなどをとりきめました。
さて、そのあくる日は、朝から小林少年と三人の刑事がやってきて、小林君は、淡谷さんとふたりで、金庫の番をし、刑事たちは、廊下や庭を、たえず歩きまわることになりました。
そういうさわぎですから、怪人四十面相が、宝石をぬすみ出しにくるということは、うちじゅうの人にしれわたりました。スミ子ちゃんも、むろんそれを知っているので、学校へいっても、先生のお話が耳にはいらないほどでした。
主人の淡谷さんは、その日は会社へも出ないで、書斎にがんばることにしましたが、スミ子ちゃんは学校へいきましたし、スミ子ちゃんのにいさんの淡谷一郎君も、会社へ出かけていきました。
淡谷一郎君は二十五歳で、まだ結婚まえの青年でした。