후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆめはよびかわす
夢は呼び交す
蒲原 有明
蒲原 有明의 夢は呼び交す(ゆめはよびかわす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,126자 · 210화면
鴎外自身としても絶えず夢を見ていたのだろう。科学的な生理的な夢といっても好い。要するに白日夢である。幻想である。
いくら鴎外に私がなかったといっても、濃やかな夢を持たずに、あれだけの秀抜な芸術は創造されなかったであろう。
鴎外の文章のうちには、不思議とも思われる一種の香気が漂っている。ほのかである。始めて接したときと数十年後とでその感触の程度に変りはない。いつも新しくいつもほのかである。言辞の森の下道を辿って、その香気を嗅ぎ分けるときに、人々は直ちに魅了される。
鶴見は久しく鴎外の文章に親しんで来ながらその秘密を探り得なかった。そしてただ訝っていた。鴎外の文と他の諸家の文とを較べるまでもなく、その差異の主要な部分はその香気の有無にある。語法を分解して考えて見れば、その秘密はどうやら助辞や助動詞の間にあるようにも推測されぬでもない。しかしそれがどうしてあれだけの品位を添えて、他と全く区別されるのか、やはり分らない。無駄を避け簡勁を旨とする鴎外の文章に煩しい修辞を容れるはずもない。
鶴見はその本づくところを久しく探求していた後に、外面の修辞にこれを求めても得られないということを知った。