일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おおとりものせんにんつぼ

大捕物仙人壺

国枝 史郎

国枝 史郎의 大捕物仙人壺(おおとりものせんにんつぼ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 47,606자 · 97화면

아오조라 문고

「ははあ左様か、よろしゅうござる」

この手箱がありさえしたら、これから度々この娘が、訪ねて来ないものではない。何と云っても美しい娘で、美人を見るということは、悪い気持のものではない。……これが義哉の心持だった。それで、承知したのであった。話の口が切れたので、すぐに義哉は追っかけて訊いた。

「由ありそうな杉の手箱、何が入れてありますかな?」

「さあ何でございましょうか」お錦は一向平気で云った。「戴いたものでございますの」

「ほほう左様で、誰人からな?」

「ハイ、見知らぬ老人から」

「見知らぬ老人から? これは不思議」

「ほんとに不思議でございますの。……昨夜あれから参りました、瓦町の古家で、気味の悪い老人から、戴いたものでございます」

「ふうむ」と云ったが小堀義哉は、にわかに興味に捉えられた。

で、立ち上って隣室へ行き、袋戸棚の戸をあけて、杉の手箱を取り出して来た。それから仔細に調べたが、

「この箱は杉ではない」先づこう云って首を傾げた。

「杉でないと仰有いますと?」

「杉材としては持ち重りがする。鐡で作った箱の表皮へ、杉の板を張り付けたもので、しかも日本の細工ではない。