후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 159,272자 · 313화면
だから、宇治山田の米友が、一途に加賀守の横暴を憤り出したのは、筋違いでした。
けれども、唇がワナワナと慄えて、杖槍を握る手と腕が、ムズムズと鳴り出したのは、どのみち、相手が相手だから……という武者振いの類です。
驀進に――但し、跛足を引いて、夕暮の軽井沢の町を、怒髪竹の皮の笠を突いて馳せて行くと、
「友様……米友様……」
と助けを呼ぶの声。意外にも程遠からぬ路傍で起りました。
見れば雲つくばかりの無頼漢。遠目で見てさえも、加賀様の御同勢とは見えません。
五
「お、おいらの先生を、ど、どうしようというんだ?」
米友はまず振別の荷物を地上へ投げ出しました。
荷物を地上へ置くのと、その手にした杖槍を取り直したのと、どちらが早かったかわかりません。
その独流の杖槍――穂のすげてない――は電光の如く、裸松のいずれの部分を突いたかわからないが、大の男の裸松が、物凄い声を出して後ろへひっくり返りました。
「先生、怪我はなかったか?」
米友は早くも、道庵の背中の上の切石をはね飛ばして、それを介抱をしようとすると、道庵が桔槹のように飛び上りました。
「占めた! もう占めたもんだ」