후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 254,021자 · 495화면
「定
何事によらず、よろしからざることに、百姓大勢申し合はせ候を、とたうととなへ、とたうして、しひて願ひ事企てるを、がうそと言ひ、あるひは、申し合はせ、村方立退候を、てうさんと申す、他町村にかぎらず、早々其筋の役所に申し出づべし、御褒美として、
とたうの訴人 銀百枚
がうその訴人 同断
てうさんの訴人 同断
右之通り下され、その品により帯刀苗字も御免あるべき間、たとひ一旦同類になるとも、発言いたし候ものの名前申し出づるにおいては、その科をゆるされ、御褒美下さるべし……」
云々の心覚えを、米友が思い返して、
「うむ、あの、あれだ、あれだ」
と合点したが、合点のゆかないのは、あの時、あの高札場高く揚げて、何人にも読み得らるるようにしてあったものを、特に持卸して背負い出したというのがわからない。こんなものを盗んだって仕方がねえじゃねえか。また多くの人に見られるためなら、わざわざこんな行燈背負いのように背負わせて歩かせずとも、あのままにして高く揚げて置いた方が、効果が多い。
こうして見ると、高札が人間を押しつぶしている。通りかかったところへ、ももんがあかなんぞのように不意に高札が飛びかかって来て、押伏せたものだから、人間が面喰って、押伏せられたなりで窒息している――とも受取れる。