후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면
このぐらい適当な管理者というものはなく、自ら働くことに於て模範の腕を持つのみならず、人を働かせる上に於て非凡な人情味を持ち、その上に、睨みを利かせる威力というものが相当に備わっている。まだ、手を下して、人を懲したということはないけれども、まかり間違って、この入道の怒りを買った日には、なんだか底の知れないような刑罰が下りそうだ。刑罰というよりも、復讐が行われそうだというような凄味がドコかにあると見えて、これが人を威圧、というよりも、圧迫、或いは脅迫する圧力がある。そういうわけで、ニヤリニヤリと脂下る好人物としての入道には幾分の親しみもあるが、人を狎れしめない圧迫感もある。それに、ムク犬というものが、お松の命令と意志を分身のようによく守る。曾て敵視した七兵衛に向っても、牙を向けるというような気色が衰えました。
お松は、駒井の不在中の官房をあずかること、その在舎中と変りはありません。田山白雲は、白雲の去来するように、自由な行動を許すよりほかはない。そこで、駒井は、もはや留守には何の心配もなく、外出が自由であります。
駒井は東南の海岸線から跋渉をはじめました。