후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
それと同時に、駒井の首を傾けさせたのは、この船が密猟船だとは言い条、内部には、漁具や漁獲物がわりあいに少なくして、武器や食糧の類が比較的に多く積込まれているらしいことです。
海賊同様の密猟船でありながら、軽小とはいえ螺旋式の蒸気機関を持っているところ、それらと思い合わせると、単に密猟の船ではなく、相当の要路の旨をうけて、日本の近海へ様子を見に来た船と見ないわけにはゆきません。
そんなことは、どうでもよいとして、まず何よりも螺旋式の機関を持っているということが、この上もない掘出し物――引揚げ物だと、駒井の心を勇み立たせました。
こうして第一日は、輪廓と、内容の要部の偵察を遂げ、明日よりは細部にわたり、全部の引揚げが可能か、一部分の取りこぼちが有利かに向って、精細なる実地検分を遂げしめようとしている時に、一つの故障が持ち込まれました。
この故障というのは、もとより官辺から来たのではない、官辺は上に述べたる如き諒解がある。
さらばこの附近の漁民たちが、営業の妨害を廉に、故障を持ち出しでもしたのか。そうでもない。
漁民のうちには、喜んで作業の募りに応じて働いている者もあれば、見物を怪我あらせないように見張りをつとめながら、自分も見物したり、必要に応じての器具を特志で、わざわざ持って来て貸してくれたりするほどの