후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
といって、北原の怪我はどうしても、二三日の療養で役に立つとも思われないから、自分は当分ここで断念しなければならぬ、就いては、自分の代りに久助さんを案内に、町田君にでも行ってもらい、そうしてお雪ちゃんを再び白骨へ呼び戻すことだ、白骨でいけなければこの平湯でもよい、平湯を第二の冬籠りとして、我々の一分隊がここを占拠して、暮してみるもまた一興ではないか――こんなことに相談が纏まって、予定よりは二日も遅れて、そうして久助と町田とが飛騨の高山へ着いて見た時は、すでに前記の事態が過ぎ去って、その余雲がまだ雨風を含んで釈けない時でありました。久助さんは、とりあえず相応院をたずねてみたけれども、そこでお雪ちゃんも、その他の誰をも発見することのできなかったのは無論のことです。
のみならずこの際、他国者が、この界隈にうろうろなんぞしていようものなら、フン縛られてしまうという空気を実際に看て取って、こうしているのも危ないことこの上もないのを感じ、ともかくもこれは一度平湯へ引返して、改めて方法を講じなければならないことをさとり、着いた日に、また平湯へ引返すことのやむを得ない事情になってしまいました。