후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
そこで、小谷の主人が、うまく調子をつくったものですから、風雲は頓に納まり、三人ともに快く飲むことになります。
やがて、白雲が、前途の目的を話して、自分は仙台の松島へ行くのだ、松島へ行くのは、あながち風景を見んがためではない、「永徳」を見んがために、松島へ行く気になったのだ――ただ一人の「永徳」にあこがれて、矢も楯もたまらぬ思いで、松島まで単騎独行するのだという意気を見せたが、一座があまりその興にのらないのを不足とします。
興に乗らないのみならず、右の青年武士は、その「永徳」とは何だと反問して、豊臣時代の狩野の画家の名であることを知り、今日のこの時勢に、一枚の絵を見ようとして、陸奥まで出かける閑人……一人の画工にあこがれて、千里を遠しとせざる愚物が存することを冷笑しました。
二十一
「だから君等は話せない」
今度は青年武士の冷笑を、白雲が、軽く受けて争わず、かえって諄々として教えるの態度をとりました。
「一枚の絵と言うても、君たちはまだ一枚の絵の味がわかるまい、一人の画工と言うけれども、一人の画工の持つエラサが、君等にはわからないのだから情けない」