일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠13

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면

아오조라 문고

駕籠の中へこう申し入れたのは、かえって陳謝の意味に響くのですから、中の乗客もさだめて相当に安心したことでしょう。

丸山勇仙が続いて、それにつぎ足して言いました、

「ただいま同行の申す通り、我々は決してうろんの者ではない、かえっておのおの方の乗物が時ならぬ時に急ぎようが尋常でないためにお呼留めを申してみたまでのことじゃ……駕籠屋め、尋常に申開きをすればなんでもないことを、泡を食って逃げ出したのが笑止千万……しかし、おのおの方の御迷惑はお察し申す、いずれへお越しのつもりでござったかな」

とたずねた時に、後ろなる駕籠の中から、

「下呂の湯島まで急がせるつもりでした、病人がありましてな」

答えたのは落着いた男の声です。

「は、はあ、下呂温泉まで、御病者を連れてのお早立ちかな、なるほど……それははや、駕籠屋に逃げられては、いや、どうも我々共の粗忽から飛んだ御迷惑をかけ申した。が、さりとて、我々が駕籠屋に代って御身方の乗物を担いで行くというわけには参らぬ。是非に及ばぬ、我々は一足先に行手の村里へ参り、しかるべき人夫を頼んでこれへ遣わし申そう。いやはや、飛んだ御迷惑お察し申す、暫時、これにて御辛抱あれ、あちらの村里より迎えの者を遣わし申す」