후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠16
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠16(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,946자 · 520화면
そこへ支那人の服装をした料理方が、大きな皿を捧げて入り込んで来ました。
「さあ参りました、天下の高味、文明開化の食物――」
のだいこまがいの金公は、下級戯作者のたわごとを受売りするように安っぽい通がりで給仕を催促する。
神尾主膳は不興満々でそれを見つめていましたが、ふと眼をそらすと、一方のその六尺もある大きな鏡です。その鏡へ、こちらを向いてベチャクチャとしゃべっている金助の後ろ姿がほとんど全部うつし出されて、本人が動けば、ちょんまげまでも動くのがありありとわかるのに、神尾主膳はちょっと興を催して、その鏡面をつくづく見ているうちに、自分のいずまいをちょっとくずすと、その鏡面へちらりと――自分の面が、三つ目のあるその面がちらりと映ったので、またグッと不快の念が萌して、その面を引込めるなり、苦りきってしまいました。
七十一
ところが、ここにはたった二人だけれども、支那人のよそおいをした給仕が、次へ次へと持ち運ぶ皿の数は、ちょうど椅子の数と同じことなのです。そうして、椅子の排列通りに卓子の上へ、それからそれと並べて行ってしまうのを変だと見ていると、また一人の給仕は、ぴかぴか光る銀ずくめの箸だの、杓子だの、耳かきの大きいようなものを持って来て、次から次へと皿のわきへ並べる。