후리가나로 읽는 일본 고전
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てんのう
天皇
蜷川 新
蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면
その「天」とは何か明らかでない。水戸光圀は、「嗚呼忠臣楠氏の墓」という文句を、後世にのこしているが、光圀のそのことばは、かならずしも哲理ではない。明治政府が、正成を祭つたことは、いかなる理由によつたものか。私には、一種の政略とのみ解せられる。
明治以後の日本人は、「信長が、皇居を造営した」ということをとらえて、一大忠臣のように賞めたてている。明治三年、明治政府は、みずから「建勲神社」の賛辞を信長の廟にささげたのである。
信長は、「皇居と、将軍の居城と」を、同時に修理させたのである。信長は、将軍を奉じて、やがてその将軍を追放した。忠とか精神家との評は、信長にはまつたく適しない。野心家というのが至当の評である。
頼山陽は、信長の像にたいして、「両頬下殺、徳の薄きを知る。双眉急迫、性の急なるを見る。」と賛している。好く当つている。信長は、徳望が欠けていた。その重臣明智光秀におそわれて、焼死したのは、その失徳の証拠である。信長をさして、忠臣というのは、見当ちがいもはなはだしいものである。
曲学者の言にもとづいて、明治政府は、日本の歴史をまつたく無視したり、あるいはこじつけたりしている。