일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんのう

天皇

蜷川 新

蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면

아오조라 문고

ところが、公卿や薩長人らは、ひとたび、おのれの手に握った権力は、これを、おのれの手からけっして離さないことを決意し、国の権力が、人民の手に移ることを強く嫌らい、これを排斥した。したがって、薩長政府の政治は、専制となり、国をあげて不平の声が高まり、各地に反乱がおこって、言論による政府への反抗は、日とともに激しさを増していった。

さきに述べたとおり、明治七年一月、当時の有力者板垣退助、後藤象二郎、江藤新平、副島種臣、由利公正らは、民選議院設立の建白書を、左院に提出し、明治十三年四月には、東北の名士河野広中、土佐の名士片岡健吉の二人は、国会開設許可の上願書を、全国八万七千余人の総代として、天皇に提出した。当時の人民の望むところが、デモクラシーにあったことを示している。しかるに、薩長政府は、この人民の切なる願いにたいして、専制主義を確保せんことをきめた。そうして、一八八二年(明治十五年)に伊藤博文がヨーロッパに派遺され、伊藤は主として、プロシァの学者グナイストについて、専制主義の憲法の教えをうけ、それが実行に移されて、ついに、天皇権力中心主義の明治憲法の発布となったのである。