일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんのう

天皇

蜷川 新

蜷川 新의 天皇(てんのう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,036자 · 269화면

아오조라 문고

そのころの天皇は、まったく無力であり、彼ら権勢者の玩弄物にすぎなかった。維新後の政情は、じつに混乱をきわめたもので、一億一心などとは、まったくの嘘っぱちであった。

日本の人民は不平であった。武力をもって立ちあがった反乱は、各地におこった。内乱は彼らの根拠であった長州や九州に生じた。これに応ずるものも全国いたるところにあった。九州や長州におこった反乱は、政府側の武力におよばなかった。やがて、明治十年に西郷隆盛のおこした大乱をもって終りをつげた。

それに前後して、言論をもって、専制政府に反抗する憂国者が、日本の各所にむらがり出た。東北地方においては、反政府の声が高くあげられた。三春の三帥社、会津の愛身社、相馬の北辰社、磐城の興風社、酒田の尽性社、盛岡の求我社、仙台の鶴鳴社、福島県下の岩磐二州会などは、日本にはじめての政治結社であった。東北地方は、幕末に、薩長人から掠めとられ、辱しめられたので、人間としての憤りが凝りかたまった。それが明治にはいってから、天皇の政府にたいして、どっと爆発したのである。

一八七四年(明治七年)一月になって、板垣退助、後藤象次郎、江藤新平、副島種臣、岡本健二郎、由利公正、小室信夫、古沢滋らは、そのころ名のあらわれた人物であったが、民選議院設立の建白書を、左院に提出した。