일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おんなけんし

女剣士

坂口 安吾

坂口 安吾의 女剣士(おんなけんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,694자 · 74화면

아오조라 문고

なお怖しい。

「見事なものだな。オレはただカタズをのんでウツロに見つめているばかり。歌子のどこにも隙というものがない。それにひきかえ、このオレのダラシなさ。無念といえば、あまりにも無念だが、これもオレの至らぬためだ。五歳にして父に剣の手ほどきを受けてより四十有余年カンナン辛苦の修業の果てに得たものを一朝に失う不覚。思えばこれもここに無用の一物があるためだ。これこそはわが剣のためには無用のもの。この悟りこそは天の声だ。いま歌子を谷底にさしむけられたのは祖先の霊であろう。ああ我あやまてり。さらば、この機を失するなかれ」

彼はにわかに立上り、岩の上に脱ぎすてた着物の上にのせておいた小刀をとってサヤを払い、かの水中の岩の上へ戻ってきた。岩にまたがり、しなびた皮を充分にひっぱってその根本よりブッスリ切り落す。傷口を押えて無念無想、ジッと水中にうずくまる。約一時間の余もジッとそうしていた。

水中よりあがると松ヤニをとって傷口にぬりこめ、かの切りとった一物を指につまんで歌子のところへ戻ったのである。

「歌子よ。そちの教訓、身にしみて忘れぬ。しかし、そちもこのたびは見事に上達いたしたものだな。